公開日2022.05.02

熱中症対策に活用できるIoT!熱中症アラート機能搭載「ベストリハバンドPro」を紹介

近年 の気温上昇に伴い、熱中症の患者数が増加しています。乳幼児から高齢者まで、夏場の体調管理に注意しないと、いつ熱中症を引き起こすとも限りません。とはいえ、屋外の仕事では炎天下の作業がつきものです。また、高齢 になると体温の変化に気づきにくくなるため、熱中症の危険性が高まります。どれだけ注意していても、熱中症のリスクをゼロにすることはできないでしょう。
そうした背景から、当社では、熱中症の予兆を察知し、いち早く状態異常に気づける「ベストリハバンドPro」を販売するにいたりました。今回は、熱中症の原因や発生過程を解説するとともに、熱中症アラート機能搭載の「ベストリハバンドPro」について紹介します。

そもそも、熱中症とは?

熱中症とは、高温多湿の環境にいたことで体温調整機能が働かなくなり、体にいろいろな異常をきたした状態です。熱中症には、Ⅰ~Ⅲ度まで、3段階の重症度があります。

重症度 症状
Ⅰ度(応急処置と見守り) めまい、立ちくらみ、生あくび、大量の発汗、筋肉痛、こむら返り
Ⅱ度(医療機関へ) 頭痛、嘔吐、倦怠感、虚脱感、集中力や判断力の低下
Ⅲ度(入院加療) 意識障害、痙攣発作、肝・腎機能障害、血液凝固異常など
(参照元 日本救急医学会|熱中症診療ガイドライン2015

総務省消防庁が調査報告した「熱中症による救急搬送の状況」では、2008年7~9月に熱中症で救急搬送された患者数は25,532人であるのに対し、2021年7~9月は58,533人となっています。 熱中症は、重篤化すれば、命にかかわる病気です。近年は、夏場の気温上昇に伴い、患者数が増加していることもあり、熱中症になったり、重篤化したりしないように予防や対策が必要です。

熱中症の発生過程

熱中症は、高温多湿下に長く居続けることで発生します。
人間の体は、体温が上昇すると心拍数が増加したり、血管が拡張したり、汗をかいたりして熱を下げます。うまく体温を下げることができれば、熱中症に発展することはありません。しかしながら、体温が上昇し続けると体の調節機能が働かなくなり、脳に血液がいかなくなったり、体内の水分や塩分が不足したりするようになります。それにより、立ちくらみや大量の発汗といった異常を呈したが「熱中症Ⅰ度」の状態です。
この状態を放置すると、体は脱水し、発汗による放熱ができず頭痛や嘔吐などをきたす「熱中症Ⅱ度」に移行します。 そして、適切な処置がとられないまま体温が上昇し続けると、体中の臓器に機能障害を起こす熱射病となり、重篤な後遺症を残したり、死亡にいたったりしてしまうのです。

熱中症の発生過程 (参照元 厚生労働省|熱中症が発生する仕組みとそれに基づく有効な対策

熱中症の発生や重篤化を防ぐには、早めの気づきや処置が必要

熱中症を予防するには、水分や塩分を摂取したり、冷房を使ったりなどして、暑さ対策を適切におこなうことが必要です。しかしながら、仕事や身体状況によっては、どうしても熱中症のリスクが高まってしまうということも。そうした場合は、熱中症の発生や重篤化を防ぐために、体の異変に早く気づくことも大切です。
熱中症の発生前には、体のなかでは、体温が上昇したり心拍数が増えたりします。また、初期段階では、呼吸回数が増加するのも熱中症の特徴です。このような体の異変に早く気づくことができれば、熱中症の発生や重篤化を防ぐことが可能です。

熱中症アラート機能搭載「ベストリハバンドPro」

当社が販売する「ベストリハバンドPro」は、IoTソリューション事業を展開する株式会社テクサーと共同開発したスマートバンドです。「ベストリハバンドPro」は、熱中症の発生前に起こる体温の上昇・心拍数の増加・呼吸数の増加に着目し、それらの変化を検知することで熱中症の予防や早期発見を可能としています。

ベストリハバンドProによる熱中症対策

ベストリハバンドProは、仕事や日常生活で、片側の手首に巻いて使用します。装着することにより、体の表面温度・心拍数・呼吸数をモニタリングし、体の内部の温度である「深部体温」が37.5℃以上かどうか判別します。深部体温が37.5℃を超えると、体温を下げる行動をとるように警告(熱中症アラート)が出されるのが、ベストリハバンドProの特徴です。熱中症アラートが出された段階で、水分摂取や身体冷却などにより適切に深部体温を下げることができれば、熱中症の発生を防げる可能性が高まります。

熱中症の予防・早期発見をIoTで

総務省消防庁の「令和3年(5月から9月)の熱中症による救急搬送状況」によれば、熱中症の発生場所別の救急搬送人員は、住居がもっとも多く、道路、仕事場(道路工事現場、工場、作業場等)となっています。
熱中症は、注意深く予防していても、日常生活や仕事で自分でも気づかないうちに発症してしまうケースが少なくありません。自身で気づくことが難しいのであれば、IoTを活用して、熱中症の発生や重篤化を防ぐのもひとつの方法です。 熱中症対策ができるIoT機器にご興味のある方は、ぜひベストリハバンドProの活用をご検討してみてください。