株式会社Annは、愛知県西尾市で整骨院・デイサービス・トレーニングジムなどを幅広く展開しています。生活リハビリに力を入れる『デイサービスはぁと』では、機能訓練から集団ゲーム・イベント活動まで、多彩なサービスを提供しています。
“小規模デイをやるにあたってコスト管理が課題だった”と話すのは、デイサービスをマネジメントしている管理者の池田さん。
費用対効果も踏まえた上で「はやまる」を選んだと言います。池田さんへ、導入してみた感想をうかがってみました。
デイサービス事業者が開発した介護ソフトに惹かれて
―池田さん、まず御社の事業内容と池田さんの担当業務を教えてください。
池田さん:弊社は、整骨院を2店舗、デイサービスを3店舗、トレーニングジムを1店舗、シミケア専門サロンを1店舗 運営しています。小規模な一軒家のところで、10人程度の利用者様と一緒に掃除したりご飯を盛り付けたり。花植え、庭いじり、屋外散歩といった生活を通したリハビリを行っています。あとは美容レク(ネイル)なども取り入れたり―。
そんな中、私はデイサービス全体の業務をやっています。各店舗の管理者のサポートなども行いながら、現場に入り機能訓練も行いますし、経理業務なんかもやります。今年に入ってデイを2店舗増やしたのもあって、いまはマネジメントが中心ですかね。マネジメントとしては、生産性の向上や予算達成に向けて責任者への月次計画のチェックや、介護業界は生産性が低いと言われていますので “0残業” にむけての業務改善アドバイスなどもしていたりします。
―バリバリのプレイングマネージャーですね! 「はやまる」を導入するきっかけはどんなことがあったのですか?
池田さん:もともと大規模のデイサービスをやっていて、他社の介護ソフトを使っていました。それが小規模デイをやるとなった時に利用料金がネックになってしまって。“持続するための利益を考えると…”、“他にいいソフトないかなぁ” と思って調べはじめ、「はやまる」に行き着きました。あと、ご縁あってベストリハの社長(渡邉 仁)さんとお話する機会がありました。その時デイサービス事業者がデイサービスに特化したソフトを作っていると知り、とても興味を持ちました。
使ってみると「はやまる」は価格が安いだけでなく、業務に必要な機能がしっかりしていました。漏れを管理できたり、細かいところも網羅されていたりしたので、最終的に「はやまる」に決定しましたね。
サポートの対応が早く、新規の事業者にもおすすめ
―導入後はスムーズに使えましたか?
池田さん:比較的スムーズに使えるようになったかと思います。もちろんサポートの方に入ってもらって、わからないことをいろいろ聞きました。いま相談員のスタッフにも使ってもらっていますが、彼女もわからないところをサポートに直接聞いてます。とにかく聞けば、一緒に教えてもらいながら活用できたので、そのへんはスムーズに運用できたかなと感じています。
―導入後の効果や“これ便利だな”と感じるところはありますか?
池田さん:まずは費用面がおさえられているところです。
これまでも他社のソフトを使ってIT化していたので、“書類作成時間が劇的に短縮した”ということはありませんが、他社のソフトと同じような効率性で業務を行えていますし、それでも利用料が安いといったところが良いです。
計画書を作成する時には、質問項目を絞り込みできて選択肢があるのも便利ですね。いままで手書きだったサインが電子化できるのもいいですし、送迎業務の機能が内包されているのも嬉しいですね。
―他の事業者様におすすめするとしたら、どのようなところでしょうか?
池田さん:価格面とサポート部分です。
特にサポートの部分は簡単なことでも電話やメールですぐに答えてくれるので助かりました。“問い合わせても返事がなく業務が止まってしまう”といったトラブルがありませんでした。なので、新規開所だったり、加算取得のことが全然わからなかったりしても安心して利用できるんじゃないかなと思います。
地域のニーズに合わせ、種類の違うデイをつくっていきたい
―今後の事業展開についてうかがえますか?
池田さん:会社全体でいうと、整骨院やデイサービスの店舗を増やし、事業拡大していく方向性です。そのなかで、デイサービスは種類の違う施設を作れたらと思っています。いまある一軒家で生活リハに特化したところ。機械浴に対応しているところ。半日だけの介護予防に力を入れたところなど。利用者様や地域の方々のニーズに合わせたデイを建てていきたいなと!
あとは、居宅支援事業もゆくゆくはやっていこうかなという構想もあります。やはり店舗数が増えてくると稼働の課題も出てくるので、安定して地域にサービス提供し続けることができるよう体制をつくっていきたいと考えています。